氷菓の聖地巡礼をしてきた。
松本から安房峠を越えて高山市に着いたのが10時すぎ。レンタサイクルを借りてiPhoneのマップを見ながら市街を周ってみた。鍛冶橋や宮川朝市・古い町並みは思った以上に活気があって賑やか。OPに出てくる橋や川を見てから学校の方へ。学校前の通学路やグランド、カンヤ祭で里志が小麦粉をキャッチした場所などを見た。その後、えると奉太郎が待ち合わせした喫茶店に移動して休憩。
奉太郎宅の位置モデルになった場所まで行ってから、千反田邸の位置とモデルなった場所まで自転車で走る。日射しは強いものの空には秋の雲が浮かんでいて、トンボや稲刈りの風景が見られた。戻りぎわに、日枝神社で納屋など見学してからレンタサイクルを返す。
レンタサイクルを返却し、温泉回のモデルになった宿、山荘湯乃里へ移動。風呂・飯・風呂・寝る。翌日は雨。さむい。風呂・飯・チェックアウト。人生初の一人温泉宿だった。
雨のせせらぎ街道から東海北陸道・東名と走って、千反田邸のモデルになった加茂花菖蒲園に着いたのが13時すぎ。屋敷の中をひととおり見学し、茶をいただく。ノートにも記帳。ちょうど雨が降っていて、縁側から見える庭は4話の1シーンのような光景だった。
高山の街を巡礼し、アニメの氷菓は背景も相当にリアルだということがわかった。商店街の信号が作中と同じ音だったのが印象的。奉太郎宅から千反田邸モデル位置までを自転車で走ると、街道はゆるい坂道になっていて、息が上がる。狙わずとも追体験みたくなった。商店街の場面や初詣の待ち合わせ場所や加茂荘から見える庭もそう。その場所に立つだけで、いとも簡単に追体験できてしまう。いかん、これはいかん。ずっと氷菓の世界に漬かっていたいと思ってしまう。学校生活の雰囲気も自分が高校生だった頃と似ていて(岐阜県だし)、思った以上に氷菓にはまっている自分にも驚いた。アニメは終了してしまうが、小説の続きとアニメ二期に期待したい。
今回参考のさせていただいたマップはこちら>■
まとめてくださった方に感謝。
走行距離は860km。また行きたいと思う。
OPの1カット
不動橋
喫茶店
サイクリングコース
納屋
(Nikon D40/AF-S DX Nikkor 16-85mm f3.5-5.6G ED VR)